恒常的にパワハラ(暴言・暴行)を受けていた従業員から依頼を受け、交渉により、慰謝料100万円を会社に支払わせた事例

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事案の概要

 相談者の勤務先は、プログラミングを業務内容とする会社でした。

 代表者の他は、相談者を含め従業員数名と、規模の小さい会社でした。

 相談者は、会社代表者から、常日頃、仕事が遅い、ミスが多いと罵声を浴びせられ、また、あるときは胸ぐらをつかまれ、平手打ちをされるなどの、暴行を受けることもありました。

 さらに、相談者のミスでコンピュータがウィルスに感染したなどと主張され、責任を取るように責められたため、これ以上この会社では勤務できないと、当事務所の弁護士に相談に来られました。

解決に至るまで

 当事務所の弁護士から、相談者の勤務先会社に対して、パワハラによる慰謝料や、自宅での作業を強要されたことに伴う残業代を請求する内容の内容証明を送ったところ、勤務先会社は弁護士をつけて、相談者のミスによりウィルスに感染したことによる賠償の請求をしてきました。

 なお、会社はパワハラや残業については否定していました。

 残業していた証拠が少なかったことや、パワハラを証明する診断書等の客観的な証拠が無かったものの、こちらは訴訟も辞さない態度を示し続けたことで、最終的には、解決金100万円を使用者(会社)が相談者に支払うという内容で和解が成立しました。

解決のポイント

・証拠となる客観的な証拠が無くても、代理人による訴訟提起の構えや粘り強い交渉により、100万円という金額を取得することができました。

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